Enjoy shade in Spain/ スペインは日陰を楽しむ<世界見聞録>

涼しかったパリから一転、猛暑のマドリードとトレドの街中を、バスも使わず、ひたすら自分の足で歩いて回りました。伝え聞く、暑いけど乾燥してる、それは紛れもない事実でした。


乾燥なんて、そんなもんじゃありません、10%台の超乾燥です。これだけ暑くて乾燥していると、水分は摂っても摂っても身体から消えてゆきます。汗をかいてもすぐに蒸発していくので、衣服がジメッとするあの嫌な感覚が有りません。







こういう暑さには、水よりも喉越しが良い物が欲しくなります。そこでコーラの出番です。普段日本で滅多に飲まない、不健康飲料の王様に毎日お世話になりました。




8月のマドリードは空っぽ。私のホスト家族がそう言います。暑い街から逃げ出してバカンスという意味なのでしょう。そんな暑さを人々はどうやって凌いでいるかを観察すると、それは日陰にありました。





湿度が低い故に日陰に入れば、体感的には暑さが和らぎます。木陰のベンチは心底ほっとします。街中ではサンシェード長くおろしたお店や、大きなパラソルが目立ちます。その中を覗くと、なぜか外に出てお喋りに興じたり、寛いでいる姿を目にします。


暑さも体が慣れてくれば、こっちのもの。木陰のベンチでゴロリと横になって暫しシエスタ。汗が瞬間的に消えていき、心地良い睡魔が体を覆います。芝生の上なら更に快適。日陰と昼寝にスペインの夏を楽しむ鍵がありそうです。

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ではでは@三河屋

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